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Windows Vistaが要求するハードウェアスペック
TEXT:鈴木雅暢
PCの性能を数値化する
「Windowsエクスペリエンスインデックス」
 Windows Vistaの「Windowsエクスペリエンスインデックス(パフォーマンスの情報とツール)」は、Windows Vistaがインストールされたコンピュータの性能を計測し、Windows Vistaの機能がどの程度利用できるかを示す評価ツール。いわばオフィシャルのベンチマークテストとも言える。「コントロールパネル」の「システムとメンテナンス」からアクセスできる。

 評価の方法は、プロセッサ、メモリなど5種類の項目でテストを行ない、そのもっとも低いスコアをコンピュータの基本スコアとして扱う。基本スコアの示す内容は「3」で及第点、「4」以上あれば、Windows Vistaの機能が完全な状態で利用可能とされている。それぞれ項目ごとのサブスコアも表示されるので、自分のPCのボトルネックとなっている部分を知るのに役に立つ。この後のページでも、各パーツの製品評価の目安として利用しているので参考にしてほしい。マイクロソフトは、Windows Vista対応アプリケーションの動作環境をこのエクスペリエンスインデックスを使って明示することを推奨しており、アプリケーション購入の目安としての使い方も期待されている。
「ウエルカムセンター」からもアクセス可能 評価はパーツ別に5.9を最高としたスコアで表示される
「ウエルカムセンター」からもアクセス可能。右上の「詳細を表示します」から「コンピュータの基本的な情報の表示」にアクセスし、左下にある「パフォーマンス」をクリックすればよい 評価はパーツ別に5.9を最高としたスコアで表示される。評価はOSインストール時に完了しているが、右下にある「スコアを最新の情報に更新」をクリックすると再評価できる
Ultimate Benchも利用してみよう
Ultimate Bench
Celeron D 321を搭載したシステムのトータルポイントは687だった。CPUをCore 2 Duo E6600に交換すると、880までポイントがアップした(写真は開発中のもの)
Ultimate Benchは、当サイトで配布予定のオリジナルのベンチマークテスト。CPU、メモリ、ビデオ、HDDと、コンポーネントごとにテストを行なってスコアを出す。シンプルなユーザーインターフェースで、少しなつかしい雰囲気が漂うテストプログラムだ。
「Windows Vista Upgrade Advisor」で
事前に互換性を確認してみよう
Windows Vista Upgrade Advisorのスタート画面
Windows Vista Upgrade Advisorのスタート画面。左上にある「Start Scan」ボタンをクリックすると、PCのハードウェア/ソフトウェアの診断が開始される
 「Windows Vista Upgrade Advisor」は、Windows Vistaをインストールしなくとも、現在使用中のPCのWindows Vista対応状況をチェックできるツール。マイクロソフトのWebサイトから英語版がダウンロードできる(日本語版も1月中に提供予定)。チェックできるのは、CPU、メモリ、ビデオカードといった主要パーツがWindows Vistaの動作要件を満たしているかどうか、接続されているデバイスのWindows Vista用ドライバが用意されているかどうか、アップグレードする前にアンインストールしておくべきプログラムがあるかどうか、の3種類。

 診断の手順としては、まずスタート画面から「Start Scan」ボタンをクリックして診断を行なう。終了後に利用したいWindows Vistaのエディションを選ぶと診断結果の概要が表示され、問題があった場合はその原因となったパーツやその対策などを具体的に見ることができる。なお、ドライバの診断に関してはWindows Vista標準で用意されているかどうかに限られ、製造元が自社のWebサイトでWindows Vista用のドライバを用意しているような場合でも「非対応」と表示されることに注意したい。

 Windows XPや2000などを利用していてWindows Vistaへアップグレードしようと考えている方には便利なツールだろう。
診断終了後、利用したいエディションを選ぶと、診断結果が表示される 個々のパーツやデバイスの対応状況も一覧できる
診断終了後、利用したいエディションを選ぶと、診断結果が表示される。「See Detail」を押すと、具体的な内容が表示される。この場合はHDDの空き容量不足が指摘された 個々のパーツやデバイスの対応状況も一覧できる。Windows XPで動作しているPCで診断したところ、ほとんどのパーツはそのまま動作するという結果が得られた
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