まず始めにWindows Vista RC1をインストールするPCが無ければ始まらない。
RC1は、出荷版(RTM=Release To Manufacturingと呼ばれる)にかなり近いベータ版であるとはいえ、未だ正式版ではないため、場合によっては動作が不安定になることもあるだろうし、何よりもマイクロソフトは動作を保証していない。
従って、ビジネスに利用しているPCはもちろんのこと、PCメーカーの保障を受けられるようなPCにはインストールしない方がいいだろう。
Windows XPと共存させデュアルブート構成にすることも不可能ではないが、やはり動作が不安定になる可能性があるので、できるのであれば、Windows Vistaをインストールする専用のPCを用意するか、内蔵のHDDを交換していつでも元に戻せるようにするなどの工夫をしてからインストールした方がいいだろう。
間違っても、動作するPCが一台しかないのに、それにインストールしてネットにつなげない、などのトラブルを起こさないように注意しよう。
なお、PCが一台しかないのだが、どうしても試したいという人で、OSにWindows 2000、Windows XP Professional、Windows XP Tablet PC Editionを利用している人は、マイクロソフトが無料で配布しているVirtual PCを利用してみるといいだろう。
Virtual PCであっても、仮想OSにメモリを512MB割り当てることができれば、Windows Vistaをインストールすることができる。
もともとの物理メモリが512MBしかない場合には、最低でも1GBに増設する必要がある。
それでは、実際にWindows Vista RC1のインストールを行ってみよう。 まずはマイクロソフトのWebサイト[http://www.microsoft.com/japan/windowsvista/getready/default.mspx]にいって、ダウンロードのための登録を行い、Windows Vista RC1のイメージファイルをダウンロードする。
ダウンロードしたイメージファイルはISO形式になっているので、ISO形式をDVD-R/RW、DVD+R/RWなどに記録できるライティングソフトを利用して、DVDメディアを作成する。
作成したDVDメディアをDVDドライブに入れ、起動するだけだ。 なお、BIOSセットアップなどで光学ドライブから起動するように設定しておく必要があるので、起動の優先順位がHDDなどが1番になっている場合には変更しておく必要がある。
インストールする言語の設定
最初に行うことは、インストールする言語の設定だ。
日本語版のWindows Vista RC1をダウンロードした場合には、ここの設定は基本的には変更する必要はない。
ただし、英語配列のキーボードを使っているなどの場合には、キーボードの種類を英語にするなどの若干の調整が必要だ。
また、英語版のWindows Vista RC1を利用する場合には、これらの設定を日本語にすることで、日本語表示などが可能になる(ただし、インストールの言語などは英語しか用意されていない場合もある)。
Windows XPでは解像度の設定はデスクトップ領域をマウスの右ボタンでクリックされるメニューから"プロパティ"を選択し、"設定"を選ぶことで変更することができた。
ところが、Vistaでは同じようにデスクトップ領域をマウスの右ボタンでクリックしメニューを表示させるところまでは同じだが、その後"個人設定"を選び個人設定のウインドウを呼び出し、下に表示された"画面の設定"のリンクを押すことで、画面の設定ツールが呼び出される。
あとは、基本的にはこれまでと同じだ。
以上のような手順を経ることで、実際にWindows Vista RC1を利用することができる。
繰り返しになるがポイントはDirectX9に対応したGPUと、メモリの容量だ。
これにさえ気をつけていれば、特に問題なくインストールし、Windows Aeroの新しいユーザーインターフェイスを利用することができるはずだ。
ぜひともWindows Vista RC1を試用してみて、その結果をフォーラムへ書き込んで見ていただきたい。